TOYOTA(トヨタ)

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トヨタの歴史

トヨタ自動車株式会社、通称トヨタは、トヨタの創業者となる豊田佐吉が1900年代(大正13年)に無停止杼換式豊田自動織機(G型)を完成させたところから始まります。
のち、1930年には、豊田喜一郎が小型ガソリンエンジンの研究を開始し、1933年には、早くも、株式会社豊田自動織機製作所内に自動車部を設置し、日本の近代化の礎を築いていきました。

そして、1937年には、当時の金額としては莫大にな資本金1200万円を有して、トヨタ自動車工業株式会社が設立し、翌年には、現在の本社工場である挙母工場が操業を開始しています。
戦争を経て1925年には、トヨタ自動車販売株式会社を設立し、高度経済成長の中で、他の企業や業種に先駆けて世界へと展開してます。

1957年に対米輸出第1号となるクラウンを開発、アメリカにトヨタ自動車販売株式会社を創設し、勢いを強めていくのです。
1974年には、増大する日本の人口を包みこむ住宅事業にも進出し、1982年に、トヨタ自動車工業株式会社とトヨタ自動車販売株式会社を合併し、現在のトヨタ自動車株式会社となりました。

 

発展と貢献

その後も、世界各地に販売網を広げ、輸出台数を増やす一方、海外にも工場を造り、現地で販売する車は、現地で生産したり、コストが安く済む場所で製造して、逆輸入を図るなど、利益のあがる体制を整えています。

また、環境に貢献するハイブリッドカー、プリウスを1997年に、他社に先駆けて環境対策車として発表。
国内だけでなく、アメリカやヨーロッパなどで幅広く、その機能と性能を評価され、愛用者が増えています。
トヨタの歴史は、自動車製造と販売の技術の素晴らしさや、世界に認められる車作りにとどまりません。

経営のお手本、ものづくりのお手本として、世界各国の企業や工場で、トヨタの経営理念やトヨタ生産方式が採用されてきました。
中でもジャストインタイム生産方式は、有名です。

 

一切の無駄を無くす

無駄なく、必要な時に、必要な部品を投入し、効率よくスムーズに必要なだけ車を生産するという方式で、余計な製品在庫を抱えることなく、市場のニーズに照らして生産が進められます。
作り過ぎない、手持ちを増やしすぎない、在庫を抱えすぎない、といった経営上や有限である資源消費上の無駄を省く。

この事と共に、運搬の無駄、加工の無駄、動作の無駄を省くといった作業場の効率も重視します。
その結果として、必要なものを必要なだけ丁寧に作ることが可能となり、売ることができない不良品を作ってしまう無駄を削減できるのです。

コストを抑え、企業利益に直結するだけでなく、有限な資源を無駄なく使い、働く人の労力も無駄に費やさない、効率的な生産方式と評価されています。
また、この生産工程において、部品の種類や数、量などを指示したカンバンと呼ばれる板を、仕入れ業者や部品製造メーカー、生産工場の各工程間でやりとりすることから、トヨタカンバン方式と呼ばれることもあります。

こうした生産方式は、人の手による自働化を可能にさせ、品質の高い商品を、お待たせすることなくタイムリーに製造できるものとして、根強い人気を誇っているのです。