FANUC(ファナック)

FANUC

どのような会社か

ファナック(FANUC)は、主に山梨県の富士の麓、忍野村に45万坪という広大な敷地の中にあります。
ファナックは、FA、ファクトリーオートメーションには欠かせない、工作機械用NC(Numerical Control、数値制御)と産業用の多関節ロボットでは世界的にも抜きん出た企業です。

工作機械用NCにおいては世界一で、そのシェアはおよそ半分にも達し、国内シェアでも70%のシェアを誇ります。
とりわけ、産業用多関節ロボットでは、世界で第3位、18.4%のシェアを握る世界のハイテクを支えるハイテク企業です。

一見、ファナックと聞くと、知名度は低く感じますが、元々は富士通の子会社として、昭和33年に富士通の計算制御部から独立して、発足し、発足当時は、富士通ファナックという社名でした。

 

イメージカラーは黄色?

黄色い建屋が目印で、山梨本社だけでなく、日野市にある東京営業所も同様な色の建物でした。
今でこそ、世界有数の企業ですが、発足当時はから数年間は、とても苦しい経営状態で、発足以来8年間は赤字続きだったのです。
1959年には、電気・油圧パルスモーターを発明し、電気モーター、DCサーボモーターと次々と新しい技術をNC工作機械に取り入れます。

そうすることで、常にテクノロジーリーダーとなり、1972年には、親会社の富士通から分離し、名実ともに独立系企業となったのです。
2012年3月期の連結業績では、売上44624億円となり、わずか2年でリーマンショック前の売り上げを回復させ、、営業利益でも2000億円近くに達し、リーマンショック直前の水準近くにまで回復しつつあります。

 

FANUCの強み

ファナックの世界市場でも競合は、ドイツのシーメンス、国内では安川電機、三菱電機などが上げられます。
しかし、これほどの好業績と利益率をあげているのはファナックだけです。
FANUCの最大の特徴は企業内に学校を持っているということ。

人材育成の観点から、本社の敷地内に設立されたものですが、今では名古屋に分校があり、国内外から生徒を受け入れています。
とりわけFANUCのNC工作機械を使いこなすことで、ものづくりとしての技を磨き上げることで、中小企業などの研修に利用されています。

 

それぞれの学科

学科は、FA科、ロボット科、ロボマシンの3つで、基本操作、プログラミング、日常点検や保守、調整に至るまでを習得できるのです。
言い換えれば、優良なユーザーを作り上げる場でもあるのです。

現在では、山梨県の本社工場のほか、茨城県つくば市と鹿児島県隼人に工場を持ち、ファナック製CNCシステム・ロボット・ロボマシン等の電源並びに各種ユニット類の製造を行います。

製造子会社のファナックパートロニクスや、親会社の親であった富士電機系列の会社をファナックマグトロニクスとして傘下においています。
また、利益還元事業の一環として、ファナックFAロボット財団を設立し、FAおよび産業用ロボットの技術に関する研究業績の表彰を行うことで、業界の技術進歩を奨励しているのです。